【外壁塗装】乾燥のメカニズムについて

2023/06/16 ブログ

こんにちは!

株式会社HIMAWARIです🌻

 

 

外壁塗装を行う際に「乾燥」の工程は非常に重要です。

塗料のもつ特長を最大限に発揮させるためにも欠かせません。

 

完全に塗料が乾燥していないのに外壁に力が加わってしまうと施工後の不具合へと繋がってしまいます。

 

 

 

1. 塗料が完全に乾燥するまでのメカニズム

 

塗料は完全に乾燥した後、塗膜という膜を形成します。

また塗料には水性塗料と溶剤塗料があります。

水性塗料は水と樹脂と顔料から成っていているのに対し、溶剤塗料は水の代わりに有機溶剤を用いています。

水性塗料、溶剤塗料のどちらとも塗料に含まれている水や有機溶剤が蒸発・乾燥することで硬化し、塗膜を形成します。

 

 

2. 塗料が乾燥するまでの流れ

塗料が完全に乾燥して塗膜を形成させるまでに季節や天候、塗料の種類によって前後はありますがおよそ2週間程度かかります。

 

その流れについてご紹介いたします。

 

 

① 指触乾燥

塗装を行った部分を指で軽く触ったときに指に塗料が付着しない状況をいいます。

この段階になるのに約1~2時間程度かかります。

この段階ではまだ重ね塗りを行うことはできません。

 

 

② 半硬化乾燥

塗装を行った部分を軽くこすったときに外壁部分に跡が付かない状況をいいます。

数時間~翌日程度この段階になるのに時間がかかります。

この段階になると重ね塗りを行うことができます。

そのため重ね塗りを行う時には翌日に行うことが多いです。

 

 

③ 硬化乾燥

外壁塗装を行った部分を指で強く押したときに塗膜に指紋が付かない状態のことです。

この段階になるのに約1週間程度かかります。

 

 

④ 完全乾燥

塗装を行った部分が内部まで完全に乾燥が完了した状態のことです。

 

この段階になるのに約2週間程度かかります。

 

 

 

3. 塗料が完全に乾燥するまでの注意点

塗料が完全に乾燥するまではおよそ2週間程度だということがわかりました。

では次にこの期間に気を付けておいたほうが良い注意点についてお話しいたします。

 

 

注意① 確かめない

 

塗装を行った後に完全に乾燥しているかどうか見分けるのはプロの業者でないと困難です。

一見、乾いているように見えても内部はまだ乾燥しきっておらず強く押してしまった結果塗料が剥がれてしまったということも起こり得ります。

 

 

そのような事態を防ぐためにも自分自身で塗料が乾いたかどうか確かめるのはやめておきましょう。

 

 

 

注意② モノを外壁にたてかけない

 

これは普段、玄関前などに傘などを立てかけている方に特に注意していただきたいことです。

外壁塗装を行って少ししか時間がったっていない状態でモノをたてかけてしまうと塗料がモノにくっついてしまい、外壁の表面がはがれてしまったりへこんでしまう原因になります。

 

 

ほんの少しの軽いモノでも仕上がりに悪影響を及ぼすので注意が必要です。

 

 

注意③ 外作業をしない

                   

外壁から十分距離がとれていればよいのですが洗車や草刈りなどは基本的に避けた方が良いです。

土や水などが乾燥中の外壁に飛んで付着してしまった場合、塗膜がはがれやすくなる原因になってしまうので外作業はできるだけ避けた方が良いでしょう。

 

 

注意④ 業者に確認

使用する塗料によって乾燥時間は異なっています。

その確認も含め、業者に乾燥時の注意点を事前に確認しておくと安心して外壁塗装を行うことができるでしょう。

 

今回は塗料が完全に乾燥するまでの注意点についてご紹介させていただきました。

 

「乾燥」は塗料の機能を発揮するために必要不可欠な工程です。

今回ご紹介した注意点をおさえておけば施工後の不具合も防ぐことができ、安心して外壁塗装を行うことが可能となります。

 

 

 

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