シーリングの上から塗装ってしていいの?
こんにちは!
株式会社HIMAWARIです🌻
皆さん、外壁塗装の工事をする際に「シーリング」の工事があると思います。
実はシーリングの施工方法として2つあります。
「シーリング材の上に塗装をする工法」、そして「シーリング材の上には塗装しない方法」の2つです。
そこで今回はこの2つの工法のメリット・デメリットなどを紹介していきます。
シーリングはサイディングなどのパネルを外壁に使用している際にパネルとパネルのつなぎ目である目地に注入し、隙間を埋めてくれるゴム状のものです。
役割としては雨水の浸入を防ぐなど防水の役割を持っています。
シーリングがあることで雨漏りを防いでいます。
別名としてコーキングとも呼ばれています。
なのでシーリングとコーキングの違いは何かというと「違いはなく同じもの」なのです。
2つの工法について
初めに紹介したようにシーリングの施工方法として「シーリング材の上に塗装をする工法」と「塗装しない工法」の2つがあります。
「塗装をする工法」を「先打ち工法」、「塗装しない工法」を「後打ち工法」と呼ばれています。
以下でそれぞれについて詳しく書いていこうと思います。
先打ち工法
ではまず先打ち工法についてご紹介していきます。
この先打ち工法は外壁塗装をするほとんどで採用されている工法です。
シーリング材を打った上に塗装を施していきます。
メリット
先打ち工法のメリットとしてはシーリング材の劣化を保護できるということです。
シーリングも塗料と同じように紫外線の影響を受けて劣化していきます。
シーリングが劣化してしまうと、お家の内部に湿気や水分が浸入してしまいコーキングの性能が下がっていってしまうため、すぐに補修が必要となってきます。
その劣化を進行しにくくできるのが「先打ち工法」となっています。
塗装による塗膜がシーリングの劣化を遅らせてくれるのです。
また、シーリングの上から塗装をすることで外壁全体が同じ色にまとまり綺麗に仕上がります。
デメリット
デメリットもあります。
塗膜とシーリングを比較すると塗膜は硬く、シーリングはゴム状のものなので柔らかいです。
なので地震など大きな揺れがあった際に建物が揺れて硬い塗膜が割れてしまう可能性があります。
塗膜が割れてしまうと外壁の色が統一しなくなり、意匠性にも欠けてしまいます。
そしてシーリング材と塗料の相性が悪い場合には剥がれの原因となってしまいます。
後打ち工法
後打ち工法は塗装を終えてからシーリング材を打っていく工法となっています。
窯業サイディングは大半が意匠性の高いものになっていますが、もしクリアー塗装をする場合にはシーリングは後打ちが必須となってきます。
メリット
後打ち工法のメリットとしては、シーリング材の上に塗膜がないことで塗膜が割れてしまう原因となるようなことは起きません。
そして先打ち工法と違い、塗料とシーリング材の相性を気にすることも必要ありません。
デメリット
先打ち工法は塗膜があることで劣化を遅らせることができるとご紹介しました。
後打ち工法にはこれがありません。
なので先打ち工法と比較して早く劣化が進んでしまいます。
そしてシーリングを打ち替えする際に古いシーリングを除去しないといけなくなりますが、除去する際に塗膜を傷つけないようにしないといけません。
傷がついた場合、塗装をしている塗料が色がついたものかクリアなものかによって補修が効くかが変わってきます。
色がついた塗料を使用しているときには補修が効きます。
しかし、クリアー塗装をしている場合にはどうすることもできません。
今回はシーリングの施工工法の「先打ち工法」「後打ち工法」の2つについてご紹介しました。
2つの工法をご紹介しましたが採用されやすいのは先打ち工法です。
おそらく採用されやすいのはシーリングの耐久性を重視しているからだと思われます。
しかし意匠性の高い外壁の場合には後打ち工法となるため、その部分に関しては塗装を依頼する業者の方と相談して決めていくようにしてくださいね。
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