塗膜って一体何?
こんにちは!
株式会社HIMAWARIです🌻
「塗膜」という言葉をご存知でしょうか?
外壁塗装のお話をしているとよく出てくる単語の1つです。
しかし意外と意味をしっかりと知らないという方も多いのではないでしょうか
1. 塗膜とは?
まず最初に塗膜とは分かりやすく言うと「塗料によってできた膜」のことを言います。
屋根や外壁に塗料を塗って工事をした際に塗布した塗料が乾燥することによって膜が作られます。
この膜のことを「塗膜」と言います。
2. 塗膜の役割は?
外壁や屋根は普段から紫外線や雨風のダメージを直接受けています。
塗膜には外壁や屋根をコーティングして、建物を保護する役割があります。
そうすることで外壁や屋根の劣化の進行を遅らせる効果が期待できます。
また、外壁によく使用されるセメントは水を吸収しやすい素材です。
そのため塗膜による防水加工は必要不可欠であると言えます。
3. 塗膜の成分
塗料の構成成分は主に
・顔料
・樹脂
・添加物
・溶媒
の4種類に分類することができます。
その中でも塗膜の成分となるのが
・顔料
・樹脂
・添加物
です。
これらの成分によって塗膜が形成され、お家の保護に働きかけています。
4. 塗膜が形成されるまで
正しい塗膜を形成するためにはそこまでの工程が非常に重要となってきます。
きちんとした方法で塗装工事を行わないとひび割れや劣化、剥がれなどの原因になってしまいます。
塗膜を形成するには3段階の工程が必須です。
では、その3種類について順番にご紹介していきます。
① 下塗り
塗料を塗る工程の中で1番最初の工程です。
下塗りはこの後に行う中塗りをしっかりと外壁材に密着させるために行います。
また、外壁材の吸い込みをなくすためにも必要な工程です。
もし下塗りを行わずに中塗りや上塗りを始めてしまうと、外壁材を吸い込んでしまい色ムラや剥げてしまう原因となってしまいます。
下塗りは塗装工事を行う上で土台作りとなる重要な工程なので省くことはできません。
② 中塗り
中塗りは下塗りが完了した後に塗装を行う工程です。
最後に行う上塗りに厚みをもたせ、塗料それぞれの機能を発揮するために行います。
そのため中塗りは基本的に上塗りのときに用いる塗料を使用します。
③ 上塗り
上塗りは塗料を塗る中で最後の工程です。
外壁の見た目がこの上塗りで決定するだけでなく、塗料の本来の機能を発揮させるためにも必要な作業です。
上塗りを適当にしてしまうと塗膜が剥がれてしまうといった不具合が生じやすくなっています。
5. 塗膜の加工が不十分だった場合に発生しやすいトラブル
① ひび割れ
塗膜の形成が不十分だった場合には
塗膜部分にひび割れが生じてしまうことがあります。
経年劣化によって発生しやすいひび割れですが、そもそも塗布量がしっかりと規定量確保できていない場合にも発生します。
規定量以下の塗布量だと塗膜が薄くなり、しっかりと形成されず結果的に少しの衝撃で塗膜が割れてしまうことに成ってしまいます。
② 変色や退色
外壁の色味が薄くなってしまうことを色あせといいます。
色あせは美観を損ねるだけでなく、塗膜の劣化も引き起こしてしまいます。
色あせの原因は主に紫外線や酸性雨だと言われています。
建物や塗料の種類にもよりますが、色あせは新築または前回の塗装から10年ほどで生じ始めることが多いです。
それよりも大幅に短期間で色あせが生じてしまった場合は施工不良を疑いましょう。
③ チョーキング現象
外壁を触ってみたときにチョークのような粉が手につくことをチョーキング現象と言います。
これは塗膜が弱くなっていることで生じる代表的な劣化症状です。
塗料に含まれている樹脂が分解され、顔料が粉状に浮き出てしまっているため発生する現象です。
これも色あせと同様で塗料の耐用年数よりも大幅に短期間で発生した場合には施工不良を疑うようにしましょう。
株式会社HIMAWARI🌻では
お客様のご要望をお聞きしお客様のご希望にそったプランをご提案させて頂きます。
お見積り、現地調査無料ですので是非お気軽にご相談ください🎶
町田市のリフォーム・外壁塗装・内装工事施工事例のご紹介も多数ございます!
是非 株式会社HIMAWARIに
お任せくださいませ!